2020年02月29日

色と線


細密に見える初期油彩画も
近くに寄ってみたり、拡大写真を見ると、

ベラスケスや印象派に通じる
簡潔な描法によって描かれているのが判る。

色と線による縦横無尽な表現。


Madrid の画廊で、日本でも流行となる
細密画の台頭を目にしたが、

魅かれたのは、プラド19世紀館にあった
Ignacio Pinazo の詩情あふれる描画の世界だった。

求め続けることになる
古典と印象派をつなぐひとつの道でもあった。


色と線の重なりを想いながら
初期油彩画技法を追いかけることになる。


地中海の光を浴びるためにも、
Pinazo の故郷 Valencia に居を移した。


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2020年02月22日

手と思想


初期油彩画に見出した光は、
パリで観た ステンドグラスや印象派の絵にも在った。


Cennino Cennini が書いた技法書の仏語訳に
ルノワールが文を寄せている。

『絵は指物や金工と同様の手工業であり、
それは同じ法則に支配されている』
『最も巧妙なる手は、ただ思想に仕えることによってのみえられる』

中村 彝 訳


画家よ
先づ語るべき思想を持て

先づその思想に秩序を与へよ
表現手法の困難は 常に思想の曖昧を原因とする

明瞭なる感情と心象とは
常に適切なる色調と線條とをもて 画家の手を導くものだ

中村 彝
『藝術の無限感』



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2020年02月18日

浅間・睦月

posted by gomi at 06:27| スケッチ