プラド美術館に行って、珠玉の作品群に出会った。
一生かけてもたどりつけない、
収斂の先
色が深く美しい一群の絵があった。
Van der Weyden, Jan Gossaert (Mabuse), Antonello da Messina
光に満ちた
初期油彩画の世界
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何をどう捉えたらいいのか判らない中で、
グザヴィエ・ド・ラングレ『油彩画の技術』を読んだ。
何度も何度も読み返しては美術館に通った。
処方を試したかったが屋根裏のアパートではできることが限られた。
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『油彩画の技術』結びの言葉。
『君の作品を通じて君自身の完成を手助けしたいと願う』
作品を作り、
自分自身に近づくことで、
個を超えて行きたいと思った。