2020年05月22日

透明水彩


色の重ねのために
透明水彩画を見直すことにした。

イギリスで見た透明水彩画は
フランスの不透明水彩画の仕事とは違っていた。

日本の水彩はフランスで学んだ画家たちによる
不透明水彩技法が主流だった。


Winsor&Newton の固形水彩絵具と焼き付けケースを揃えた。
嬉しくてうれしくて、いつまでも眺めていた。

西洋人の同級生が持っている舶来水彩絵具が欲しくてたまらくなった、
有島武郎の童話『一房の葡萄』を思いだした。


筆と紙も厳選すると、全く新しい世界が開けた。

色の塗り重ねは実に楽しく、
現場でのスケッチは透明水彩で行うことになった。

顔料や画材メーカーの選択は変遷したが、

色の重ねの不思議さには、
今もなお驚かされ続けている。


posted by gomi at 15:09|