2021年12月14日

画材のこと


個展とは不思議なもので、
並んだ絵が自分自身を教えてくれる。

画材と手順について確認している自分がいる。

この50年で画材は大きく変わった。

天然の原材料が手に入りにくくなったことで、
製品の形になったものも変化した。


大切なイタリアの紙が製造中止になった。
和紙も知り合いの職人が漉くのをやめるという。

日本で小さな筆のメーカーで良いところを知った。
しかしドイツの筆でしか表せない表現もある。

膠も良いものが手に入りにくくなった。
鹿膠の復活を試みているところが日本にある。

油も北海道産の食用油で良いものもある。


どんなジャンルにも本物を志向する人がいる。
そういった人々が関わった品々が

絵として一堂に会する。
その場に立ち会うことができるのが幸せだ。


posted by gomi at 15:29|

2021年11月23日

2021年個展終了


2021年個展が終わった。

内村鑑三の無教会関係の方々、
羽仁もと子の自由学園関係の方々

滞欧時代知り合った方々、自然についてお考えの方々、
お出でくださった光の連鎖の中に、母も加わってくれた。


共に勉強をしてきた塩田澄子さんが直前に亡くなられ
絵を描く意味を改めて教えていただいた。

来年は制作に専念し、
発表は再来年という流れになり、気持ちが落ち着いた。


絵を見てくださる方々の視点の先に、
生きてこられた世界がある。

それらお一人お一人の人生に重なる風景がある。

自然エネルギーを描いた絵『天白神』に、
キリスト者が反応してくださった。


宇宙意志の中で
次への『扉』が開かれる。


posted by gomi at 11:57|

2021年11月11日

初冬のバラ

冬のバラ.jpg


posted by gomi at 15:37| スケッチ

2021年11月06日

『緑の谷から』


ヘルマン・ヘッセの「知と愛」を読んだ時、
ヨーロッパの修道院に触れた気がした。

やがて、手仕事と信仰との密接な関係を知るようになり、
修道院文化の様々な形に魅かれて行った。

フランドルに住んでからは、
アイルランド系修道院の存在にも強い関心を抱いた。


生活情報誌に連載していた『森とカテドラル』をお読みになって、
日本大使館広報文化センター長が、
日本人会会報にも文を書いて欲しいと依頼してくださった。

フランドルの修道院文化について調べていきたいと思い、
『緑の谷から』と題して連載を始めた。

しかしこの動きは、一部の人々の理解を超えることになった。
非難を受けて、両方の連載をやめてしまった。


無理解の場に置かれたときには、
立ち去って制作に没頭することにしている。

絵はもっと広い世界に繋がっているからだが、
文章を依頼してくださった方には申し訳ないと思った。

その方は大使職を歴任され、
今も時々個展会場にお越し下さっている。


posted by gomi at 11:30|

2021年10月26日

アズキナシの実


アズキナシの実・小.jpg


posted by gomi at 11:51| スケッチ